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2012年05月19日

全ての人に「世界」は同じに見えるのか?

 本日は「世界」は全ての人々にとって一様にまたは、同じに存在するか?というお題にさせてください。「認識論」と言いますが、この問いは学問の世界では遠い遠い昔から重要なテーマでした。

  まず結論から申します。世界は皆には同じに見えていません。

  人はあるがままの世界をあるがままに見ることができないし、それぞれ個人が見た、認識した世界自体も同じものではないということです。確かに私たちは同じ世界の中で暮らしています。けれど世界は私たちそれぞれによって違うものとして見られているわけです。

  ここで社会学における「<システム/環境>ー差異」という概念図式を提示させてください 。社会学の専門家ではない方々のために、めちゃめちゃかみ砕いて上記した概念を説明してみます。それは私たちの世界認識(システム)と私たちを取り巻くあるがままの世界(環境)には違い(差異)の落差が存在するために私たちは世界を自己の立場から認識し構成していることを意味します。

  では「世界を認識する私たち」(システム)と「世界」(環境)にはどういった「違い」に着目すれば世界認識の問題を考察できるのでしょうか?その違いは「複雑性」の違いです。皆さんは世界を認識する私たちという存在と世界とでは、どちらが「複雑」なものと考えますか?

  答えは、むろん私たちよりも世界のほうが「複雑」です。

  説明します。例えば私たちはテレビやネット、ラジオや直接、友人たちと会話することで自己に取り入れた情報から世界で何が起こっているかを知り、情報を様々に結びつけることで、ある世界像を構築しています。一方で「あるがままの世界」とは私たちが取り入れた以上の出来事が起こっているはずです。私がこの文章を書いている瞬間にも世界では、テレビやネットにおいてさえも取得できない出来事が起こっており、私たちは「世界」で継起している情報を全て取得することは不可能でしょう。私たちという(システム)は私たちを取り囲む環境(世界)と比して「複雑」ではない。換言すると、私たちという存在は世界に対して余りにも単純であるということです。

  上述したことから考えて、かりに「あるがままの世界」とより深く関係を持ちたいという方がいたとしたら、世界認識に必要な情報のストックやその情報処理能力をより複雑なものとすることです。そうすれば「より複雑性に満ちた世界」とさらに高次な関係を取り結ぶことが可能になるでしょう。

  自分自身を複雑にする事。もしかしてそれはたくさんの書を読んで考えたり、あるいは様々な違う他者とコミュニケーションすることで世界に存在する多様な価値観に触れてみる事かも知れません。これを私は人間が「成熟」することだと、とらえています。

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2012年05月17日

「終わりなき日常が終わった」という東浩紀が嫌い

 宮台真司さんの言葉をパクリ、東浩紀はいかにも、どや顔して3.11以降「終わらない日常が終わった」と云う。だが本当にそうなのか?お前は批評家らしくそんな言葉遊びに戯れるが、本当に社会にとって「終わらない日常は終わった」のか?

 2万人が死に放射性物質の雨が降りそそぐ中、TVでは以前のように笑いが流れ、ある者は明日の仕事の有無に悩み、ある者は仕事帰りにコンビニで気晴らしのビールを買い、ある者は恋人とセックスにいそしむ。それでも3.11以降、「終わらない日常は終わった」のか?

  一人死んでも、世界はいつもと同じように回りつづける。一万人死んでも、数週間もすれば人はおびえる事実を忘却しようとする。1000万人の生が危機に晒されていても、批評家、知識人達は「終わりなき日常は終わった」と、ざれ事のように文筆で明日のタバコのための小銭を稼ぐ。

  東浩紀よ、それでも「終わりなき日常は終わった」のか?走馬灯のように周る日常の中で人は「終わりなき日常」がどうであろうと、そんな事を気にとめることもない。それが僕らで、僕らであって、僕らは長い歴史の過程の中でそういう僕らであった。またこれからも僕らはそうあり続ける。ただそれだけ。

  ただ、それだけの事なんだ。そんな僕らが良いか悪いか、美しいか醜いか、正しいか間違っているか、悲しいか悲しくないか、そんな価値判断なんて全く問題ではない。批評家はそんな人が人であるという事を言葉遊びに興じることなく、ただ書けばよいんだ。少なくとも僕はそうするし、そう願っている。

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posted by 自分 at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | とほほ族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月05日

井庭崇くんへ -『社会システム理論』慶應義塾大学出版会について-

 この著者、実は私が学部生の頃、院でルーマン研究していたお方。アメリカ的実学の最先端を唄う慶應SFCにおいて、ルーマン知らずの一般の方々には社会学的研究というよりもむしろ哲学的のように思えるルーマンの社会システム理論を研究しているなんて珍しく、もしかしてこの方が塾においてルーマン研究を担ってくれるやも!なんて夢想していた。

 ずばりタイトル『社会システム理論』なんて、まあ、よくもこんなでっかいタイトルをつけたなーと井庭の空気の読めない自信に唖然。気鋭の社会学者の社会システム理論の外観を示す序論を読んでみよう。もうつっこみどころが、ごろごろ転がっている。

 お前の云っているような「最先端」を唄うルーマン解釈なんて遠い、遠いセピア色に輝く昔からたくさん書かれているから、なぜ今、書く必要があるのか。つっこみどころは、質問があればいくらでも答えてあげる。

 テクストの書き方。「ルーマンは◯◯とこう考えている」というような、井庭、お前がルーマンの理論を代表するな。ルーマンの理論は「差異理論」でしょう。ならば、ルーマンのテクストからお前が差異を示した事を書け。

 共著者、落ちぶれた社会学者の熊坂が、なぜタルコット・パーソンズを今、語る理由があるのか?それは熊坂の学識がパーソンズの全盛60年代初頭で留まっているということを示す。先端の研究を唄う熊坂が今では誰も省みることのないAGIL図式を21世紀に入ってそうとう時間を経た現代で語っているのを読んでいると気恥ずかしくなってしまい、ほっぺが真っ赤っ赤になる。

 『社会システム理論』というタイトルなんて、ルーマンをやっている学生は、ここまで大弾幕をはられ、でっかいタイトルにされると騙されて買ってしまうだろう。でも私が確証、断言してあげる。絶対に買ってはダメ!

 この著書は慶応SFCが社会科学に弱く、最先端なんて全くいっていないことだけを証明してくれる。塾生でルーマンを学びたいものは、井庭だけには学ぶな。バカがうつるから。読む価値がある部分は宮台さんのルーマンへの考えだけ。それだけの書。ここまで井庭がバカだとはがっかり。

 最後に井庭もメンバーである日本におけるルーマン研究の灯火達が集っているルーマンフォーラムではルーマンの研究書が紹介されるが、この書は紹介も振り向きもされないだろうね。これまで日本で出版された前代未聞、最悪のルーマン本であるという事を、井庭君にお伝えいたします。以上。


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posted by 自分 at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ホワイトブラザーフッド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月04日

稲恭宏という儚いお方へ



以下、
稲氏のYou Tube動画に対しての私のコメント。認証中なので皆さんが読めるかどうか不確かなので当ブログにUPします。またMIXIでの稲氏の主張に感銘を受け、動画をアップしていた方の日記に対する私のコメントです。


<You Tubeにおけるコメント>
 稲さん、一人でもがんばるとの事ですので、どうぞ福島第一原発から避難した皆さんに、「これがいい機会です。あなたが元気になり長生きできるチャンスです。ですからできるだけ原発に近づいてたくさん放射線を浴びてください」と一人一人説得してまわっていただけることを待っています。

 また自己の主張の説得性を担保するために、東京大学、ハーバード、或いは自分の科学雑誌に載せられた論文を読め!と外部根拠に頼ることは、判る者にはそうとうあなたの云っていることは論証のない講演ということを理解できるくらいのことは覚えておきましょう。

 それでも1000ミリシーベルトパーアワーはO.Kですか。「その放射線を浴びて、皆さん健康、長生きしましょう!」との説得お待ちしております。

 講演でおっしゃられているように、一人でも日本に残ってやる!やるんですよね?期待しております。

 できれば福島第一原発から避難されている皆さんが喜んで納得、賛同されたか?お返事くれたら嬉しいです。

渡辺淳 s00015jw@gmail.com


<MIXIで同じ動画をUPされていた方に対する私のコメント>
稲さんの存在は知っておりましたが、この動画を観るにあたり、あたかも稲さんの主張される低線量率放射線療法が医学的な「定説」だと勘違いされる危険性に配慮するべきでは?

 必ずある有力な学説、研究にはそれを論駁あるいは、論駁しようとする研究があり、それらを勉強することで自己がどの学説を取捨選択するかが大切かと。例えば内部被曝に関するペトカウ効果を知っているか否かで稲さんの学説、主張に対する認識も変化を及ぼすでしょう。

 それから稲さんの主張の間違っている点。「福島第一原発はチェルノブイリと違い、原子炉圧力容器、及び原子炉格納容器に全く損傷がないという部分。」ですが建家をふっ飛ばした水素爆発それに続くメルトダウンで規模はどれくらいかは判らないが、原子炉圧力容器及び原子炉格納容器に損傷があるというのは、一次情報及び報道によって自明な事。

 そこで現在、チェルノブイリと同じ事故になってしまわないように原子炉自体の大爆発の危険性を何とか抑えようと、薄氷を踏むかのように(未だに)一号機のみ、水棺する作業(これ自体これまでの原発の構造では考えられない方法)、または窒素を注入することで原子炉自体の水素爆発を忌避しようとしている危険な状況には触れられていない、点はどうお考えでしょうか?

 ですが一情報として、◯◯さんのこの日記は非常に重要なものだと解釈いたしました。

以上。


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posted by 自分 at 21:05| Comment(4) | TrackBack(0) | 原発関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月09日

溶融が始まっているとはどういう事か?

 友人から新聞報道の「炉心溶融が始まっている」とはどういう状況なのか?との質問があり判りやすく起こっているであろう状況に答えてみる。細かな点は間違いがある可能性に注意。私は原発の専門家ではないので。

 原子力発電の燃料は、ペレットといわれる二酸化ウランを固めた小さな数センチの燃料の元になるものを、ジルマニウムという金属でできた管の中に直列に入れてられている。これを「燃料棒」という。

 この燃料棒の「束」が炉心(原子炉圧力容器)に入れられ、水で冷やされている状態。水は核反応を起こすにも必要であり、また核反応によって出た熱を冷やす、放射能を閉じ込める機能を持っている。今回の震災、津波により稼動していた原発では核反応を停止させる制御棒が入って、停止。この点がチェルノブイリとは違う点。燃料棒が入っている炉心で核分裂が進む事態にはなっていない。

 しかし炉心内の燃料棒は水を入れ、循環させて冷やさなければならない。使用済み核燃料でさえあと2年は常に水を入れ循環させ冷やす必要がある。

 地震、津波により電気はストップ。通常ならここでディーゼル発電機によって自家発電をすることで、燃料棒が入っている炉心に水を入れることで安全を保つはずであるが、13機あるディーゼル自家発電機は、運手していなかった6号機に使う1台のみをのこしてすべて使えなくなった。つまり燃料棒を循環させ冷やす術は全て失っている状態。

 そうするとどうなるか?水の中に入っている燃料棒は熱をもち、水はどんどんと蒸発していく。ガスが出ることで炉心の圧力があがったために水素爆発を起こした。

 燃料棒を冷やしている水がなくなり燃料棒が水面から露出すると、どんどんと熱が上昇。まずペレットを入れていたジルマニウムの筒がとけて中の燃料、ペレットが露出してくる。この温度が約1600度。次にペレット、燃料自体が溶け出す。これが約2800度。

 今はこれら燃料棒の束が水から露出し溶けてどろどろとなった状態で炉心、原子炉圧力容器に落ちているであろう。この状態が「溶融」しているということ。熱を持ちガスが発生した燃料棒が入っている原子炉圧力容器はガスを抜いてやらないと爆発を起こす。この緊急事態のためにガス抜きの弁を開くための電源は上記で説明したように失われている。

 原子炉は冷却、圧力を下げる緊急の防御が三重、四重となっているのであるが、それも全て電源喪失、その他損傷のために働かなくなっている。

 水で冷やさない限り、「燃料棒の束」は溶け出し溶岩のようにドロドロの状態で原子炉圧力容器をつきやぶることになるであろう。これがどこまで進んでいるかは判らない。ただ上記したように燃料棒を冷やす冷却システムもガス抜きして爆発を防ぐシステムも全て使えなくなっているということ。

 原子炉圧力容器を守る、つまり放射性物質の大規模な拡散を防ぐ最後の砦が原子炉圧力容器を覆っている、原子炉格納容器。政府はやっと1号機に水素爆発を防ぐために窒素を注入したが圧力は上昇。爆発もしくは、大規模な放射性物質が拡散する可能性刻一刻とせまっている。この状況が1から3号機全てで起こっているであろうということ。

 上記の分析から、危機的状況にあるという事をしっかりと認識せよ!

http://twitter.com/s00015jwにて原発に関する情報及びその解釈をリアルタイムで書いています。より多くの情報をほしい方は参考にされてください。

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福島第一原発「五重の壁」に関する説明

■福島第一原発「五重の壁」についてツイッターで説明したものをUPします。

1.原発に関する「五重の壁」の嘘、マスメディア報道の無知、専門家の言説の詐欺行為を以下説明する。マスメディアや専門家が云っている第一の壁とは、ペレットと云われる二酸化ウランをかためてある燃料そのもの。まあ固めてあるという意味で第一の壁と無理やり云っているのであろう。

2.第二の壁とは小さな燃料であるペレットを直列に配置するためのジリコニウムという金属でできた管のこと。この中にペレット(燃料)を入れる。燃料棒と云われているのはこのペレットが入ったジリコニウム菅のこと。ジリコニウム菅そのものは非常に薄いもので、核燃料の熱を冷却しなければ容易に溶解

3.第三の壁が実質的な意味での「壁」である。それは原子炉を覆っている原子炉圧力容器という10数センチでできた鉄板。しかし現段階では燃料棒が冷却水から露出して溶解することでこの実質的な意味の第一の壁は使い物にはなっていないであろう。

4.現在問題となっている(前のツイート参照のこと)放射能を閉じ込めるための機能を果たす第四の壁(説明してきたことから云うと実質的には第2の壁)が原子炉格納容器。これが水素爆発によって損傷を受け、放射能をリークさせている。厚さ20_から30_から成っている。

5.燃料棒を完全に冷やすことができない今、最後の砦である原子炉格納容器の圧力、温度があがり爆発の可能性が迫りつつある。爆発までしなくても大規模の放射能のリークの危険性があり、政府は何としてもこの最後の砦を守ろうと窒素注入したり、その場しのぎの対応を出来ているに過ぎない。

6.第五の壁と云われるものは、原子炉建屋。これはただのコンクリの壁であり放射能を外に出さないための機能は持ちあわせていないし、ぶっ壊れているのが誰にでも判っている今、お話しにならない。

7.理解すべき点、最後の砦である原子炉格納容器がその中の核燃料が空焚き状態となっているために予断を許す状況ではないということ。温度上昇、ガスの発生、圧力の上昇でいつまでもつか判らない。以上、1−7まで、五重の壁の嘘を説明したが、国民の安全がぎりぎりのところであることを知るべき。


http://twitter.com/s00015jwにて原発に関する情報及びその解釈をリアルタイムで書いています。より多くの情報をほしい方は参考にされてください。

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2011年04月08日

渡辺淳が書いたテクストを読みたい方へ

mixiでも書いています。プロフィール検索で「渡辺淳」で検索。mixiキーワードでは「社会学」で検索してみてください。最近、書いたものは当方のブログ「社会学的作法Blog」よりもmixiほうが多く、読みやすく書いています。興味がある方はどうぞ。

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タグ:mixi テクスト
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「最悪の事態とは何か?」原発に関して

原発事故に関して、「最悪の事態とは何か?」との質問に対しての私の答えです。

ツイッターhttp://twitter.com/s00015jwで呟いたものをUPします。

1.友人からのメールで私が想定する「最悪の事態とは何か?」という質問の答えを以下転載する。

2.一番危険なことは核燃料が溶け出している状態。もう当初、一番恐れていたメルトダウンは起こっているであろうということ。そしてそれをカバーしている原子炉圧力容器も核燃料が溶けてドロドロになった状態であろう。

3.原子炉圧力容器をカバーする最後の砦である原子炉格納容器内の圧力上昇、温度上昇。原子炉格納容器が、放射能を拡散を防ぐものである。既に損傷しているが、政府が一番恐れているのは原子炉格納容器の爆発による大規模な放射性物質の拡散。

4.政府は、とにかく原子炉格納容器の水素爆発を防ごうと窒素を注入し、なんとか爆発を抑えようとしているところ。しかしこの行為も甚だ心もとない。

5.「最悪の事態」とは、一号機から四号機のどれか一つで原子炉格納容器が爆発や何らかの原因で吹っ飛んでしまったときに、もう今やっているマンパワーでの作業さえできないくらいの放射能が第一原発付近を充満し、現在行っているその場しのぎの作業さえできなくなるということ。

6.そうなった場合、連鎖的に第一原発の他の号機が同じ道をたどるであろうということ。想定するこういった状況で日本人の性質としてパニックになるか、或いは政府が東京も含む関東圏に避難指示を出すか今は予測できない。

7.であるから、もうぎりぎりのところに我々はいるんだという価値が国民の共有認識になる前に動く、準備しておくということ。それにはお金、パスポートは必ず必要であるということ。

8.吹っ飛んで皆一緒に死ねばいいや的な考えもネットであふれているが、胎児、幼児から始まって死が近づくのは数年から10年先になり、皆、徐々に苦しみながら死んでいくということ。簡単に何の痛みもなくあっという間に死んでしまうという、悲しいハッピーエンドはないということを認識すべし。

9.最も正確な情報を流している人は、元原子炉格納容器の技術者、設計者であった「後藤政志」さん。この人は3月15日の段階でできるだけ福島から離れることを云っていた方。この人の動画がアップされていると想うから参考にすること。以上1−9が「最悪の事態とは何か?」についての私の考え。


http://twitter.com/s00015jwにて原発に関する情報及びどう解釈すべきかツイートしているので参考される方はどうぞ。

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posted by 自分 at 18:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

福島原発 −死にますか?生きますか?−

原発に関しての私の分析をツイッターhttp://twitter.com/s00015jwにてやっています。参考にするか、しないかは皆さん自身が判断してください。

今、政府、東電のド阿呆さを問題にする時ではなく、批判はなるべくさけますが。菅総理の指導力皆無、そして一時期、産経新聞などで枝野の対応を賛することを書いていましたが、枝野も笑ってしまうぐらいダメという事に気が付きましょう。

それから国家の危機の時に、原発収束後(はたしてそんな事はあるのか、あるとしたら何年後なのか、または何をもってして収束とするのかは今は触れません。)の批判を恐れて政府与党とタッグを組むことを拒否した自民党、谷垣も大罪に値しますよ。もちろん、とんずらこいてる東電の清水も大罪に含まれますが。



●批判はこのくらいにしておきます。私のツイッターの宣伝でした。
http://twitter.com/s00015jw


最後にツイッターの重さでリアルタイムで情報を発信することにイライラしているのは私だけでしょうか?

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posted by 自分 at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントなど情報の告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月04日

僕が虚無だった頃の日記

■酔っ払った勢いで遠い、遠い昔の蒼き日、僕が虚無に陥っていた頃の日記をアップしてみようと想います。なぜアップすることにしたのか、いろいろ考えてみましたが答えがでませんでした。僕があの頃、どんな事を考えて、そして生きて、今も生き続けているかに触れてみてくださった方がいらっしゃったら嬉しいかぎりです。

■付け足しました。誤解を招かないように、この文章を書いたのは10年以上前のことで、今の僕はこういう思考法を脱構築しています。ただ10代、20代の少しおセンチな方にとって生きることは「不条理」であり、今、現在、そういう年頃をお過ごしの方に読んでもらえたらなと。ですがテクストというものは、いかようにも読まれるし、読まれるべきものであるから、解釈は皆さんに委ねます。


「ある阿呆の手記」
以下の文章は私が創設した慶應義塾ヒッチハイクサークルのメーリングリストに流したメールを、そのまま転載したものである。

友人一人一人に遺書めいたことを書くような野暮なことは致しません。僕は旅に出ようと思います。それは生と死を思惟する旅です。「生」と「死」は分離して実態していることはありません。「生」は常に「死」との差異のなかに存在します。だから必然的に「生」を考えることは「死」を考えることになるし、またその反対も云う事ができる。今、僕は非常に困惑した情況の中にいます。それを一人で旅に出てゆっくりと考えてみたい。

僕にとってこの社会はとても生きにくい、いえ、それとも単に僕がこの社会に適応できないのかもしれません。今の僕にはこの社会に対して強い執着を持つことができないのです。懊悩、憂悶、不安、恐怖、悲哀につくづく疲れたと思ってしまう。どうしようもない脱力感、自分に対する無力感でいっぱいです。

それでも自分に意味を見出していた頃もあったんだ。僕は社会学者になろうと思った。清水幾太郎のような、社会問題にアカデミズムの観点から果敢にいどんでいく社会学者に。そのために、学問もした。必至であった。なぜこの社会が生きにくいのか?なぜ人は孤独なのか?なぜ真理などは存在しないのか?それと真理など存在しないという真理を提示しているパラドクス。僕はこれらの問いにアカデミズムの観点から誰より明確に答えを提示できる。

提示できるなら、では、なぜ生きていることに、これほどの苦しみを味あわないといけないのか?いくら学問をやったとして、実存の問題としてその回答を真に受け入れることができない。この虚無よ。結果として僕は今日も苦しみ悶絶することになるのです。学問は真の意味で生きる思想とはなり得なかった。

本当は昔から気がついていたのです。僕には何もないということを。自分の無能さは他人を饒舌な口ぶりでだますことはできても、自分自身をだますことはできない。苦しい、悲しい、泣きたい、愛してほしい、抱きしめてほしい。独り善がりのたわ言と罵ってくださっても結構です。脆弱な奴だと嘲笑ってくださっても構いません。それでも僕にとってこの社会で普通に生活していくことを考えると発狂しそうな恐怖に襲われるのです。

人の存在などは些細なものです。僕が死んだところで、何が変わりましょう?社会もいつも通りに回り続けていくだけです。僕の存在自体も数年もすれば、人々の記憶から消え去ってしまう。そんな生をまっとうする理由がどこにあるのでしょうか?まっとうという表現自体、自然死するまで生ききることが人生をまっとうしたと云うことができるのでしょうか。そこに何の価値があるのでしょう。

僕はこの数年、生と死について考えてきた。今度はぎりぎりの情況でしっかりと考えてみたいのです。僕が死んだとしてもどうか皆さん偽善的な悲しみなどしないでください。フンと笑い飛ばしてください。僕の存在などはそんなものなのです。

今、この文章を書いている僕には何の感慨もありません。時計のふりこが静寂の中で生と死を行き来しています。生きることに興味もなければ、死ぬことにも興味もない。ただ人間ですから希望として生を感受したいということはあります。それができない。苦しみを通り過ぎると虚無に陥ります。この虚無の状態を旅をすることで脱して非日常性に身をおくことで生と死を深く考えてみたい。

Hへ
旅立って1ヶ月しても僕が戻って来なければ、僕はこの世にはいません。すまないが後の事は君に頼みたい。以下のことを伝えてほしい。姉と大学側に僕の事を伝えてくれ。姉には旅に出るとだけ伝えてある。それまでは心配をかけたくない。僕の遺骸は見つからないだろう。そのようにするつもりです。しかし、もし見つかるようなことがあったら、葬式はしないでほしいと姉に伝えてほしい。骨は沖縄の海にまいてほしい。今帰仁あたりの美しい海に。後の残りの骨は渡辺家ではなく母方の卜部家の墓に埋葬してほしい。僕の持ち物は、ほしければ誰かにあげてください。YやUさんに興味のある著書があれば、遠慮なく持っていってほしい。その他、いろいろと迷惑をかけることもあるだろうが、よろしく頼む。僕はこれまで我がままに生きてきた。自慢できることではないが、それだけは胸を張って云える。今回も誰に罵られようと、また青臭いと云われようとも、自己の思い通りにしようと思う。

とにかく今の僕には一人になって考える時間が必要なんだ。1ヶ月後また再会することができたならば、酒を交わそう。

J.W

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タグ:自殺 逃避
posted by 自分 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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